意外と知られていない!日本は世界2位の不動産投資信託大国

不動産投資信託は、アメリカで誕生したしくみですが、日本もアメリカに次ぐ世界2位の不動産投資信託大国なのです。

今回ご紹介する「DIAM世界リート」は、「世界」という名前がついていますが、その投資対象には日本の不動産物件も含まれています。

それでは、郵便局の投資信託の運用成果を、実際に投資した商品でみていきましょう。
投資信託の種類は、「海外不動産投資信託」です。
ファンド名は、「DIAM世界リートインデックスファンド(毎月分配型)(アセットマネジメントOne)」です。

円高の影響で基準価額は下落傾向

「DIAM世界リートインデックスファンド(毎月分配型)(アセットマネジメントOne)」の投資対象は、日本を含めた先進国の不動産です。
「S&P先進国REITインデックス」の動きに連動する投資成果をめざしています。

地域別の投資構成をみてみると、アメリカが64.9%と全体のほぼ3分の2を占めていて、続いて日本が、8.6%、オーストラリアが、6.3%となっています。
そのため、この構成比からも考えられるように、アメリカの不動産市場の影響を強く受けることが予想されます。

また、通貨別の投資構成をみてみると、やはり、アメリカ・ドルがほほ3分の2の割合を占め、対アメリカ・ドルとの為替レートの影響を強く受けることが予想されます。

アメリカの不動産投資信託の状況は、順調とまではいきませんが、概ね良好という状態でした。
しかし、円高・ドル安の状況が続いたため、基準価額の下落を招きました。

基準価額の変動が激しい不動産投資信託

2018年09月07日現在の「DIAM世界リートインデックスファンド」の基準価額は、3,794円ですが、2~3年前には、6,000円台の値をつけたことがありました。
そして、私の知る限りでは、基準価額が、3,000円を切ることもありました。
このように、不動産投資信託は、比較的短期間で、基準価額が大きく変動することがあります。
以前、私は、4,000円台で保有していた当該商品を、6,000円近くまで値上がりしたときに売却し、一度現金化し、その後、しばらくして基準価額が4,000円台前半まで落ちたころに再び買い戻したことがあります。
その時は、売却益が出ましたが、こうした方法はあまりおすすめできません。
なぜなら、その間の分配金を受け取ることができなくなりますし、短期間の売買を繰り返して利益をあげるのは、「投資」ではなく「投機」だからです。
日々の値動きに一喜一憂するのは精神衛生上よくありません。
確実に投資口数を増やして、もらえる分配金をコツコツ増やしていく方が、得策です。

高い分配金が期待できる不動産投資信託

値動きの激しい不動産投資信託ですが、高い分配金が期待できるのも、この投資信託の特徴です。
毎月分配金でありながら、一万口あたり50円という分配金を出しています。
分配金というのは、必ず一定額(例えば、50円)が保障されているわけではありませんが、こと「DIAM世界リートインデックスファンド」に関していえば、少なくともここ2年間ぐらいは、毎月50円の分配金を確保しています。
さらに、都合の良いことに、現在の基準価額は3,000円台という低い水準を維持しているので、同じ投資金額でも多くの口数を購入することができ、分配金は口数に応じて支払われるので、さらに有利です。

この投資信託商品からいくら分配金を受け取っているか

ちなみに、私は、この「DIAM世界リートインデックスファンド」という投資信託商品から、毎月いくらの分配金を受け取っているかというと、下記の実績をみてください。

  • 保有口数  4,752,460口
  • 一万口あたりの分配金 50円
  • 分配金合計額 23,762円

毎月、23,762円の分配金を受け取っています。
投資金額は、1,690,000円ですから、年間の受取金額は、およそ、285,000円となり、単純に年利というわけにはいきませんが、16.8%という驚異的な数字をたたきだしています。
(しかも、NISA制度を利用しているので、分配金には課税されません。)

また、同様に評価額もみていきましょう。

  • 投資金額 1,690,000円
  • 保有口数 4,752,460口
  • 基準価額 3,794円
  • 個別元本 3,868円
  • 評価額 1,831,710円
  • 評価益 141,710円

結論からいうと、投資金額 1,690,000円に対して、評価額は、1,831,710円ですので、評価益は、141,710円のプラスということになります。
しかし、「基準価額」が、3,794円に対して、「個別元本」は、3,868円になっています。
今の値段が、3,794円に対して、私の平均購入単価は、3,868円ですので、投資対象の価額は、値下がりしているといえます。
では、投資対象が、購入時より値下がりしているのに、141,710円も評価益が出ているのかというと、保有口数が増えているからです。
(私は、分配金を現金で受け取らずに、再投資しています。)

仮に、現在の基準価額 3,794円で、これまでの投資金額 1,690,000円の予算で、当該商品を購入した場合、購入可能な口数は何口でしょうか?
購入可能な口数は、およそ、445,000,000口です。(実際には、購入時に手数料がかかります。)
これまでに、分配金を再投資してきたおかげで、私の保有口数は、4,752,460口と、仮に今購入したひとよりも、保有口数で上回ることになります。
そのため、購入時よりも、基準価額が下回っても、評価益がでることになります。
多少の基準価額の値下がりに心を奪われることなく、コツコツと投資口数を増やしていきましょう。